スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東京室内歌劇場、支援金不正受給について

今回は、とてもナーバスな問題に触れます。
出来るだけ、誤解の無いように書きますので、もしかしたら長くなるかもしれませんが、ご容赦下さい。

文化庁から東京室内歌劇場に対して、約2億1000万円にのぼる支援金の返還請求がされました。
説明をすると、現在、オペラは国からの助成金なしでは成り立たないのが現実で、大きな団体は、
制作費の半分以上を助成金や、スポンサーからの援助で成り立っています。

今回の問題は、人件費や制作費などを不正に申告して、それを長期間続けていた事が発覚したのです。
日本オペラ連盟でも、同じ問題が発覚して、返還請求がおこなわれています。

僕のプロフィールを見て頂いた方は、気づいているかもしれませんが、僕の正式オペラデヴューは、
東京室内歌劇場の公演でした。
当時、室内歌劇場の芸術監督であった、若杉弘先生の推挙での公演でした。

オペラ指揮者は本棒(本番の指揮者)を振るまでに、副指揮として修行を積むのが普通です。
僕は、二十代の中頃から室内歌劇場で副指揮をはじめ、若杉先生の目に留まり、デヴューに至った
という訳です。

ですから、この事件は、僕に取っては、とても悲しい出来事なのです。

あえて、この事件に対する意見は書きませんが、私が音楽監督を務めている二つのオペラ団体
昭島いさなの会と、つくばオペラでは、規模は小さいですが、少ない予算の中で、お客さんに
喜んで頂ける公演をするべく、努力をしています。

たまたま、二つのオペラ団体が不正受給で問題になりましたが、まじめに、取り組んでいる
団体もたくさんある事を分かって欲しくて、今回は書きました。

これを機会に、これからのオペラのあり方が問われると思います。
たしかに、オペラはお金がかかります。でも、かければ良い公演になるかは、
別の問題です。

これから新しいオペラの潮流を生むために、頑張りたいと思います。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Yoshihiro Chiba

Author:Yoshihiro Chiba
指揮者、東京芸術大学講師。
オペラを中心にオーケストラや宗教曲もレパートリーにしている。

詳細プロフィールはこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。